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STAFF

スタッフ

医師 吉村慶子  

医学博士 乳腺専門医 外科専門医
兵庫県立がんセンター 神戸大学医学部附属病院勤務などを経て、公益財団法人がん研究会がん研究所病理部および旧ゲノムセンターで研鑽を積む。ハーバード大学アーサー・クラインマンに“人の医療とは何か”について学び、2021年1月大阪府済生会中津病院に医療と患者さんをつなぐ日本初の『おはなし外来(臨床応用医療人類学外来)』を設立。大阪府済生会中津病院 乳腺外科部長、がん診療支援センター副センター長を経て、現在、大阪府済生会中津病院乳腺外科顧問・がん診療支援センター副センター長・緩和室長。
著書:『乳がん治療の新しい視点』(2022年 日本評論社)

共訳書:『ケアのたましい 夫として、医師としての人間性の涵養』

(2021年 アーサー・クラインマン著)

すべての人にとって幸せな医療であって欲しい、そう願い、医療とは何かについて学び、探求してまいりました。医療のあり方をサポートするために、皆さまが病気をかかえ医療を受けるときに生じる問題と向き合うために、また、もっと自由に自分らしく医療を受けるために、そして生死に向き合う場所を創りたいと考え、2021年より大阪府済生会中津病院で新しい外来“おはなし外来”として取り組んでまいりました。いままで、おはなし外来で伺ってきた患者さんの声から出来たサービスを提供致します。新しい取り組みであるため、一歩一歩、スタッフ共に意味のある素敵なときを提供できるように頑張りますので、宜しくお願い申し上げます。

憂鬱な女性

看護師 末長由里江

看護師になり、8年間大学病院で経験を積み、その後は済生会中津病院でたくさんの患者さん、その家族の方と関わりを持ってまいりました。私が看護師人生で大切にしてきたことは、日頃から患者さん、その家族の方とのコミュニケーションを取る時間を大切にすることです。話をしなければ気付けなかったことや、話をすることで治療に向き合えるようになった患者さん、主治医とのコミュニケーションも取りやすくなったと喜んでくださった患者さんなどいらっしゃいました。患者さんとのコミュニケーションは看護をするうえでとても重要なことだと思っています。当クリニックのCamacケア&サポート外来を通して自分らしさを大切にお一人お一人に寄り添った看護ができるようにサポートさせていただけたらと思います。看護師として家族、友人のようにお話を伺い、ゆっくりと悩みごとや困りごとを一緒に考え、安心して医療を受けていただけるようにサポートさせていただきます。
よろしくお願い申し上げます。​

医師 江村和世

大阪府済生会中津病院精神神経科勤務。精神保健指定医。日本精神神経学会認定専門医。2020年9月から大阪医科薬科大学病院にて精神科リエゾンチーム・認知症ケアチームに所属し、コンサルテーション・リエゾン精神医学の研鑽を積む。2024年4月より現職。


 こころは目に見えません。目に見えないから、ときとして軽んじられたり誤解されたりします。サン=テグジュペリ作『星の王子さま』に、「かんじんなことは 目に見えないんだよ」という一節があります。目に見えないからこそ大切なこころについては、精神医学だけではなく様々な学問で深く掘り下げられてきました。医療人類学もその重要な学問の一つです。掘り下げた先は同じ地下水脈に繋がっています。
 人をみる際に、医学という学問でからだを診るだけでは、その人の何か大切な部分を見落としてしまうかもしれません。医療人類学はそれを掬いとる大きな器となります。からだとこころの両方、すなわち人全体をみる視点を得ることで、その人それぞれのウェルビーイングにたどり着けるのではないでしょうか。


 メンタルヘルスに関して“不健康以上、病気未満”の方が、どうすれば病気にならないようにできるのか、どのタイミングでどのような医療機関にかかるのがその人にとって適切かといったメンタルヘルスケアについてのご相談をお受けし、メンタルヘルスについての正しい知識をお伝えすることでご自身や大切な方へのケアを暮らしの中で取り入れていただけるよう、一緒に考えながら伴走させていただきます。

栄養士 森美知子

管理栄養士 日本糖尿病療養指導士 栄養サポートチーム専門療法士

日本栄養士会災害支援チーム登録 病態栄養専門管理栄養士

両立支援コーディネーター 京都府肝炎コーディネーター

肝疾患病態栄養専門管理栄養士

これまで大学病院など様々な病院で、おもに消化器疾患、血液疾患の治療を目的としご入院される患者さん、がん治療や生活習慣病で外来通院される患者さんの栄養サポートをする経験をさせていただきました。

食事は楽しみの1つである一方で、治療の副作用などで食べたくても食べられないことも多くあり、治療の継続を辛くさせる要因にもなります。

患者さんの大切にしてきた思いや、嗜好を大切にしつつ、食事で困らないよ

うに、栄養状態によって治療を諦めなくていいように、サポートしたいというのが私の強い想いです。

カフェのような、ホッとする “空間”で、ゆっくりお話を伺いながら、食事や栄養のご提案をさせていただきたいと思います。

【共著書】
さまざまな立場から考えるACP 3)栄養士の立場から へるす出版『ここからスタート アドバンス・ケア・プランニング』2022年7月1日

「今できること」から始めるACP エフェクチュエーション的思考による支援のすすめ 第4話 栄養士の立場からのアイデア 日総研出版「介護人財」2023.1 Vol.19 No.6

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